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簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

就活生に求められること。



とても面白い調査結果だが、読み込むには時間がかかるし、いくつものエントリーが書けてしまうので、注目すべき点を少しずつ整理していこうと思う。まず、就活生は9ページを見るべきだろう。「新規学卒者の採用において重視すること」という項目がある。これまで重視してきたことと、今後重視することがそれぞれ書かれている。これまでは「仕事に対する熱意がある」「職業意識・勤労意欲が高い」「コミュニケーション能力が高い」がトップ3となっていた。仕事に対してやる気がある人が欲しかったわけだ。

それが今後となると「コミュニケーション能力が高い」「仕事に対する熱意がある」「チャレンジ精神があること」となっている。チャレンジ精神という言葉の定義は難しいが、おそらく自立的に行動ができるということをイメージしているのだろう。他にも「企画・立案力があること」「柔軟な発想ができること」「リーダーシップがあること」が、今までの採用よりも重視する項目になっている。他にも、スコアとしては小さいが「語学力があること」も、今までよりも重視したいという企業が増えている。

逆に「仕事に対する熱意がある」「職業意識・勤労意欲が高い」「体力があること」「学業などにきちんと取り組んできたこと」は、今までよりも重要ではないと、企業が考える傾向にあることもわかるのが、注目すべき点だろう。一生懸命勉強しました、若さと情熱で一生懸命、頑張って働きます!というタイプの就活生は求められなくなりつつある、ということなのだろう。ただし、エントリーシートや各種面接など、現状のアセスメントでは、「企画・立案力があること」「柔軟な発想ができること」などは見極めにくい。

「企画・立案力があること」「柔軟な発想ができること」「リーダーシップがあること」などは、客観性に基づく実績がない限り判断がつきにくい項目だ。武勇伝のような自己申告では当然見極められない。かといって、こういう資質を持っていることを客観視できるほどの実績を持つ就活生がたくさんいるとも考えにくい。いずれにせよ、自立的に行動をしたことがない就活生は、今後間違いなく苦戦する。企業は「使いやすい人材が欲しいわけではない」と、当たり前の方向に舵を切っているわけだから。