簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

見せることは大切なのだ。



エンジニア領域での仕事が増えると、ごく一般的に働いている人のそれとは大きく異なっていることに気がつく点がいくつもある。一つは「彼らの多くはとても勉強熱心である」ということ。日々大量に勉強会が開催されていて、言語やシステムや方法論について身につけようと頑張っている人は少なくない。そして、それらの多くは手弁当で開催され、内容は次々とシェアされていく。スキルアップを図りたいと考えて、自ら行動すれば比較的容易にそれが可能になるシステムができている。

人的交流も盛んな一方、ネットワーク上での交流も盛んなため、人物の可視化が進んでいる側面も見逃せない点だ。あの人はこんな人、この人はこんなスキルを持っている、彼の知り合いにこんな人がいたはずと、いう感じ。その状態そのものは別にフツーのビジネスパーソンでもあることだが、接点が違う。エンジニア領域で人と人とを繋ぐ接点となっているのはスキルなのだ。どんな言語の使い手なのか、どの技術領域に興味があるのか、そういうポイントで繋がっている。営業担当者ならこうはいかない。

スキルを前提とした接点ができることで、そのつながりは自分自身のキャリアに大いに役立つことになる。単純に顔見知りであることを、それこそが人脈であると勘違いする時代は終わったのだ。できること、持っている技術が人と人とを繋ぐし、その繋がりが、今後の自分のある部分を左右することになると。ここで重要になってくるのは「自分にはどんなことができるのか」をキチンと見せることだ。できるけど見せていないということは、誰にもそれができることがわからないのだから。誰とも繋がれなくなってしまう。

スキルを日常的に可視化しておくことで、人と接点を作ることができる時代。インプットとアウトプットを交互に繰り返すことによって、自分自身が成長するが、それと同時に成長した自分を評価し、繋がりを持ちたいと考えてくれる人が、割と簡単に出現する時代でもあるのだ。出し惜しみしたり、アウトプットを面倒がる人は自分のキャリアが作りにくい時代でもある。キャリアは偶発性によるところが大きい、と考えられていた時代も終わりつつあるのかもしれない。と、時代をわざと連発してみたが、たいした意味はない。