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簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

就活の始まりはリクナビ。


サーバーがまたしてもダウンしてしまって、もはや恒例行事となってしまった「就活ナビサイトオープン」当日。これに関して「馬鹿じゃないの」とか「焦って登録する必要なんてないんだよ」とか「異様だよね」という声がソーシャルメディアで目についた。サーバーダウンが恒例になってしまってはダメだとは思うが、ナビサイトオープン時の「ある種のお祭りのような状態」は別に良いんじゃないかなと、個人的には思う。そこではじめて「よし、就活頑張るぞ」っていう学生もたくさんいるんだし。

事実、去年あたりから「このタイミング」を見計らって、イベントなどを仕掛ける内定者たちが増えてきている。言い方は悪いが、ある種の売名的な行為をするためのタイミングとしてはベストだという判断なのだろうが、もし「本気でナビサイトを使った就活を阻止したい」なら、もっと早くから活動して声を上げ続けておくべきだろうし、もっというなら、存在そのものを無視してしまったほうが早い。以前「就活好きの就活生」というコラムを書いたが、要はそれと同じだ。結果的に「その枠から」まったく逃れていない。

この時期に「見透かしたように」関わってくる識者たちも同様だろう。テーマとして旬なネタには必ず噛んでくる。で、そのプロセスや事象が生まれた歴史や、現在の背景を俯瞰的に理解していないにもかかわらず「こうである」と声高に叫ぶ。これだって、ある種の売名だろうし(まあ、ソーシャルメディアやブログを書くというのは、ある種そういう側面があるのが当然で、私もその一人だと自覚している)、たくさんリツイートされたり、ブログのアクセスが伸びれば「してやったり」という感じなのだろう。

そういう意味では、批判めいたことを言っている人も含め、多くの人たちが今回も「ナビサイトオープン祭り」に参加しているわけだし、それはそれで盛り上がれば良いんじゃないかと思う。大きなイベント会場でおこなわれる合同説明会にしてもそうだ。あり得ない異様な光景と判断する就活生もいれば、おー、なんか盛り上がってテンション高まってきましたって就活生もいるんだから。周囲に関わる大人の多くはもっとフラットに見るべきだろう。自分の影響力を過小評価してはいけない。そのつぶやきは、意外に罪なのです。