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簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

ライバルと手を組む意味。



今日は就活ではない話を。今日、ある場所で少し話すことになるが、新卒中途を問わず、採用周りには問題があふれていて、多くの人が解決しようと尽力している。が、ほとんどが解決に向かわない。理由はいくつもあって、絡んだ糸を解くのはとても難しいし、外の評論家気取りの人たちがいろいろといっても仕方ない部分がたくさんある。当事者意識を持った人たちが動いてもなお、なかなか思うようにはならない。その「思うようにならない」理由の一つに「利害の調整ができない」という点がある。

例えば、新しい採用システムを提案する人たちの多くは、その画期性をうたうわりには、ほとんどが「既存サービスのリプレース」に過ぎない。根本的にプロセスをいじって、問題点を解決しようなんて思っていない。なので、既存のサービスとぶつかってしまって、泥仕合になってしまう。しかも厄介なことに、お互いが「現状の仕組みを維持しながら」ビジネスを考えてしまっているので、就活生や転職志望者や、ことによってはクライアントまでが置き去りになってしまっている。

スキマで就活生や転職志望者を支援するマイクロサービスをしている人たちも同様だろうと思う。既存のプロセスやフレームの中で、言い方は悪いが「付け入る隙のようなもの」を見つけ出してビジネス展開するので(それはそれで真っ当な戦略だと思っている)、結果として「なにもかわらない」ということになってしまう。ただ、これも厄介なことに、マーケティング的観点から「変えなければならない」「ウチのサービスが変える」と真しやかに叫ぶので、勘違いする人たちが生まれてしまって、始末に負えなくなる。

私はCodeIQのプロデュースを担当しているが、このサービスがスケールしてビジネスとして成功するためには「そういう仕組みが一般化」する必要があると思っている。そしてそのためには「同じことを考えている」人たちとは、いずれ「激しく競争」するという前提でアライアンスしてもいいと思っている。今回のささやかなイベントは、その試金石でもある。乱暴なお願いに賛意を示してくれたForkwellにも感謝したい。「公募」「斡旋」に続く「第三極」を作るには、骨が折れそうだが、やりがいはあると思っている。