簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

儲け方を説明しない理由。



連載が更新されたので、久しぶりにブログも更新。今回の連載は二部構成になっていて、実は後半がいいたかったこと。前半部分は、それこそキャッチーな話を書いておいて耳目を集めたいという感じだろうか。まあ、それはさておき。会社説明会という仕組みは、実はもう形骸化していて、文字通りのイベントであることはとても少ない。むしろ、企業と就活生が直接の接点を持って、エンゲージメントをするという場所になっているといっても過言ではないだろう。だから、美男美女がそろう訳だし(笑)。


なので、というと語弊があるが、会社説明会では美辞麗句が並べ立てられ、会社の事業の詳細は説明されることはない。ある意味「いいところを並べること」は方法としては正しいし、目的としては合致している。うちはこんなに大変です、あり得ない会社なので、という話は、一見すると素晴らしい感じを受けるが、そんな会社だとしたら、そもそも就活生は入社を希望しないだろうし、悪いところを自覚していて手を打たないで、自嘲気味に話しているところに未来はない。なので、いい話をして当然なのだ。

しかし、なぜか儲けの構造を話している企業は少ない。広告収入です、モノを作って儲けています、介在価値でお金を貰っています、きちんと話せばいいのに、会社説明会でも、その辺は割と曖昧に、もしくはサラッと流して終わり、というケースが多い。当然、複雑になってきたビジネス社会。簡潔に説明することは難しいのかもしれないが、それだとしても「うちはこういうことをやっていて、それでこういう収益を上げている」という説明はすべきだ。だって、それが仕事なんだから。曖昧にしておく意味はほとんどない。

もしあるとしたら「嫌儲」的な感覚なのかもしれない。生臭い話はさけておきたい。もしくはお金の話をするのは嫌らしい、という感じ。ただ、もしそういう感覚で自社がどのようにして儲けているのかを説明したがらない企業があったとしたら、その企業は就活生や新入社員たちが「世の中の役に立ちたい」とか「自分を成長させたい」と夢見がちな話をすることを非難してはならない。むしろ、積極的受け入れるべきだろう。そう、そういう若手を作っているのは、他ならぬあなたたちなのだから。