簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

挫折でたどり着いた人へ。



このブログの流入キーワードを見ていたら、以下のようになっていた。なかなか壮観というか、悲しむべきというか、ちょっと異様というか、そんな感じのラインアップ(苦)。

挫折経験

挫折

挫折の経験

挫折 経験

挫折経験

就活 挫折経験

当事者意識を持つ

挫折経験 就活

就活できない就活生

es 挫折した経験

面接 泣く

就活 挫折

就活 女

就活 働きたくない

普通でいること

就活 身の丈

挫折 経験 ない

挫折した経験 エントリーシート

真面目な人 企業


これを見ると「挫折ばっかりだなー」とか「就活生って挫折ばかりでネガティブなの?」という感想を持つ社会人は多いと思う。が、それは間違い。実は、エントリーシートの設問の中に「挫折経験」を問うものが多いのだ。その結果、就活生は戸惑ってしまう。挫折経験ってなんだろう、そもそも挫折ってどの程度のことを言うのだろう。そして、挫折をどういう風に表現してエントリーシートなどに書くと、採用担当者たちは納得してくれるのだろうかと、ネット上を徘徊しまくっているのだ。


採用担当者たちが挫折経験を問う理由は「挫折から乗り越えた、その経験が社会人にとって大事。そういう経験がないと躓いたときに対処できないし、折れやすい。一度でも辛い思いをしていたら、きっと次の困難も乗り越えられる」という感じだろうか。もっともらしい理由である。が、実は別に根拠があって話しているわけではない。事実、挫折経験の有無で採用を決定し、その後の活躍度や困難を乗り越えた実績を測定している企業など皆無だからだ。困ったものだが、現実はその程度だと認識しておいてよい。

ただ、社会人になると挫折する可能性が高いのも事実だ。その理由は様々で仕事が困難だったから、というのもあるだろうし、人間関係に行き詰まるというのもあるだろう。もっとも面倒だろうと推測されるのは「わたし、いま、なんで、ここで、働いているのかがわからなくなった」という挫折かもしれない。何となく就活をして、社会に出て、働きだして、夢とか希望とかやりたいこととか、就活時代にさんざん考えさせられたことが、見事に押し流されていることに気がついて、ふと、挫折してしまう。

就活中に考えるべきことはたくさんある。その中でも「どうして働くのかな」という理由は丁寧に考えておくべきだろう。たくさんのよい本が世の中には出ているので、そちらを参考にしても良いと思う。私は自著を薦める理由はひとつで「世の中の類書よりも、より現実的だ」からだ。大志もないし、夢や希望や理想も書いていない。ただ、働くこととフツーにむきあえば、この程度のことになるし、少なくともこのくらいは考えておいた方が良いよという本に仕上げてある。興味ある方は、手に取ってみてほしい。