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簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

就活生は意外にしたたか。



連載が更新された。来週続きを書こうと思っているが、就活における「建前と本音」はなかなか複雑である。話す人によって「あるべき論」をぶってしまう人や「狭い視野」で話してしまう人も多いこと、また、ネット上などでは「ずっと言い続けている」人の声が大きくなってしまうので、スッキリとした感じにはならないのがいやはやなんとも、という感じなのだ。そして、その「いやはやなんとも感」を頭のいい就活生たちは、きちんと利用して、したたかに(しなやかに、かな)すり抜けて行く。なかなか素敵な子供たちだ。

かつて本音が透けて見える建前を押し付けてくる大人に対して、子供たちは建前を逆手に取って対抗したような気がする。大人たちは「減らず口を叩くんじゃない」とか「生意気言うな」とか、結果として答えになっていない話でその対抗策を押さえ込んでいたが、今となっては無理な話。建前を「しなくてもいい理由」に活用されはじめている現実をもっと直視した方が良い。勉強はしないよりしておいた方が良いし、人参と同じくらい栄養があるのだ。食べなきゃだ(これがわかる人はマニアだな…)。

いま発売中のワイアード(未読の人はぜひとも購入すべき一冊になっている)を読むと一目瞭然だが、働くということを再定義する気運が急速に高まっている。就活生という名前で学生を区別して新卒採用という、そこそこ粒の揃った若年者を効率よく入社させるという仕組みを運用し続けていたら、組織自体がダメになってしまうと考えられない経営者や採用担当者たちはそれほどいないと信じたいが、現実は意外にそんなこともなくて悲しくなることも少なくない。

縁があってこのブログにたどり着いた学生の皆さんは、どうか勘違いしないで欲しい。多くの採用担当者や企業が「自社に取って最適な採用とはなにか」を日々考え続けている。けれども、なかなか理想的な形にはならない。ニュースなどで取り上げられる先進的な仕組みもごく一部だ。だからこそ、現状に上手く適応してしたたかに就活を乗り切って欲しいと思う。文句は仕組みを作るサイドに回ってからならいくらでも言えるし、変えることも出来るので。私も頑張りますが、皆さんにも期待しています(なんか変な〆になってしまった・汗)。