簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

テンプレ就活生の未来は。



今週の連載コラムは「テンプレ就活生」と「新しいアセスメント方法」と「問題解決能力に改めて注目が」という三つの内容を混在させてある。流れとしては、もともと問題解決能力はとても大切な力で、企業の採用担当者たちは見極めようと思っていたのだが、アセスメントの方法がテンプレ就活生によって形骸化してしまったので、もっと別の能力に目が向けられた時期もあった(=従来のアセスメント方法でも優劣がつけやすい部分に注目していた)が、やっぱり原点回帰という感じだろうか。

こう書いてしまうと「そんなことは当然じゃないか」という話になるのだが、まあ、その当然が行われていなかったり気がついていなかったりするのが、現場であり現実というものでして。すべての人がわかっているわけではないので、当たり前ですが混乱してしまうのだ。まあ、試行錯誤は必須だし、時代によって手法は洗練されたり変化があったりしても良い、というか、むしろあるべきだろう。だからというのも変だが、今の流れはとてもいい、という評価をするべきなんだろうなと、個人的には思っている。

新しい採用手法がドンドン出てくるのには別の理由もあるのだが、それはいずれコラムの中で書くことにするとして。企業の採用担当者たちの必死さであったり、焦りのようなものを感じ取れると、新卒採用の根深さというか、もっとも「改めなければならない」部分が見えてくると思う。それは「いつまでのポテンシャル採用を続けていて大丈夫なのか」という話だ。安価に一定数の人材を調達する手段として新卒採用はとても優れている。粒の揃い方も、他の採用方法の追随を許さないと感じている人も少なくないだろう。

しかし、それは「誰かが教育をし、戦力化する」という行程があっての採用方法。その部分の予算が削られ、簡略化し、前行程にある意味委ねられるしかない状況になってきたとき、前行程(つまり大学ですね)がその期待に応えないとしたら、新卒採用は「やはり後行程を強化し直す」のか「前行程に圧力をかけてやらせる」のか「まったく別の道を考える(新卒採用を考え直すも含む)」のかが、重要になってくる。大手企業が大量採用し、教育して労働市場に出すという図式も崩れた。ここ数年で劇的に変化するはずだ。