簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

立場が違えば景色変わる。



連載が更新された。こういう話を書くと「特殊な話だろ?」とか「企業ってどこの話をしていますか?」とか「企業って馬鹿なの?」という反応が来る。が、それは当然だろう。自分じゃない誰かが、自分とは違う考え、もしくは自分には明らかにおかしいと感じる思考をしていても不思議ではないからだ。立場が変われば見えてくる景色は変わるし、見えてくる景色が変われば考え方も変わる、のだ。ただ、特に若年層の教育コストは、中間管理職に比べて少しずつ減少している、というデータはよく見る。


教育コストは誰が負担するのかという話はなかなかシリアスな問題で、大学生までに受けている教育と、ビジネスパーソンとしての教育には少し差があるし、その差を埋めるためには他でもない企業が負担せざるを得ない。当然、教育を施すのだから、自社で活躍して欲しいって願うし、ある種のリターンを考えるが、教育を施される側の都合からしたら、まったくそういうことは考えないし(必要もないし)気持ちのズレのようなものがおきても仕方ないだろう。ちょっとギスギスした感じはするけど。

こういう問題をいろいろと拾っていると「新卒採用って仕組みも過渡期だな」とか「無期雇用というしシステムはリスク高いかも」って考えてしまうし、そう思っている採用担当者たちは少なくない。そんな状況下で「人を育てなきゃ」とか「ペイフォワードでしょ」とか言い出している人たちも、やっぱりソーシャルとかワールドカフェとかキャリアとか支援とかいうタイプの人が多くで、類は友を呼んでしまっている。まあ、仕方ないことなのかもしれないが、なかなか広く受け入れられる風にはならない。

なんてことを書きつつ、別に大きな問題だとは思っていない。過渡期であり、考えるべきポイントになっているのだろう。しかし、経営者は馬鹿じゃないし、それぞれの担当者たちも頭をひねっている。ので、最適化していくことは目に見えている。こんなことはしょせんケースバイケースだし、正解はないし、それぞれの考えが正解であり、間違いである可能性もあるのだから。コラムに提示されていることは、あくまで「違う景色の提示」にすぎない。それを見て「あ、なるほど」と気づく人がいれば幸いだ。