簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

ブログを書くということ。



先日寄稿したエントリーがずいぶん読まれたみたいで、書いた本人としては安堵したといったところだろうか。はてなブックマークもたくさんついていて、コメントを拝見ところだいたい「書く前に想定していた」ものがついていて、それもホッとしたところ。ハッキリとした意見を、多くの人目に触れるであろうメディアに書くときには、事前にどんな反応がくるのか想定しておかなければならない。そうでないと「心が折れて」しまうのだ。悪口書く人って多いからね(苦笑)。

今回想定していたのは、次の三パターンだった。一つは「エンジニアでもない人がエンジニアのことを語るのは不愉快」というもの。こういう人は他のケースでも少なくない。経営をしたことがないのに経営を語るなとか、私の場合だと採用もしたことないのに採用を語るなと(したことあるんですけどね・苦笑)よくお叱りを受ける。学者はどうなるんだろうと、思わず他の人の心配をしてしまうが、まあ、ありがちなのだ。なので「私の専門分野からの」視点で書いた、と文中に添えてあったのだが、まあ、読んでないね。

次に「ブログを書くということとキャリアを結びつけてしまうと、好きなことが書けないじゃないか」というもの。当然だろう。だからこそはてなには増田という場所があるのだろうし、匿名性が担保された場所での「伸び伸びしたそれ」は快感だろうとも思う。それをキャリアに結びつけるなんて、到底無理だし最初から想定していない。なので、文中では具体的にどんなことを書いておけば良いのか、と示唆した。が、それも読まれていないようで「書く内容によって善し悪し」というコメントがついている。当然だ。

最後に「そんな意識の高いことはしたくない」という話。これは、以前Forkwellのブログに寄稿した*1『技術をこよなく愛しそれを軽んじるものには容赦なく斧を投げつけるモヒカン族、片やことあるごとに「IT業界はブラック企業の巣窟、SEやPGはIT土方」と唱えてモヒカンを冷めた目で見る厭世的職業エンジニアの対立』的な話にも結びつくだろう。ここはもう仕方ない。ゆかさん曰く雪解けはこないようだし。私にしても、この話をする人は意識しないと最初から決めていた。人それぞれなので。

一つわかったことは、多くの人はエントリーの中身を細かくは読んでいない。条件反射的といってもいいのかもしれないが「自分の意見を開陳するキッカケ」として、ソーシャルブックマークを利用していることを実感した。逆に言えば、人が意見を言いたくなるタイトルや雰囲気を持ったエントリーであれば、ソーシャルブックマークは山ほど付き、TwitterにおけるRTも山のようにつく、ということだ。まあ、イマドキのウェブコンテンツや書籍の作り方を見ていると、臆面もなくそれだといえば、そうなのですが。