簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

新卒採用は再発明できる。



タイトルはできる、と言い切っているが、実際はわからない。できるような気がしているが、できないかもしれない。そもそも新卒採用という言葉自体、もうすっかり古びてしまっていい言葉だし、忘れてしまっても問題ないフレーズだと、個人的には思っている。なので、もしかしたら再発明という言葉は適切ではないのかもしれないけど、まあ、再発明できれば良いなという気持ちで、少しずつ稼働し始めている。本格化するのには時間がかかりそうだが、可及的速やかに事が運べれば良いなと、考えている次第。

人を採用するという際に、企業側に立ってみたときの最大の問題点は「どこに入社したいと考えている人がいるのかがわからない」という点に尽きる。だからこそ、転職したいと考えている人が見るだろうジョブボードに高いお金を払って求人広告を出すわけだし、転職したいという人が登録している斡旋サービスを提供している事業者に、それこそビックリするほど高額のお金を払って「人を紹介してください」とお願いするのだ。就職や転職したいと考えている人がどこにいるのかがわかっていれば、そんな苦労はしない。

新卒採用はその点では極めて効率的なシステムなのだ。働きたいという人が、毎年50万人程度固まって存在している。そして、働いてくださいと考えている企業がリクナビなら一万社程度まとまって存在している。だから新卒採用というシステムが続いているといっても言い過ぎではない。逆に「人のいる場所」の重要性に気がつき、さらに、それが見えている企業は、ダイレクトにアプローチし始めている。リクナビなどの仕組みは、もはや企業の「就活生管理ツール」としての機能しかないというケースもザラ。

昨日、ある打ち合わせで「写真の巧拙」の話をしていた。その中で「上手い写真をみて自分も撮りたいと思って一眼レフを買ったけど、まったく上手い写真が撮れなくてあきらめてしまった人に、上手い写真に見えるように加工できるアプリケーションは、ある意味、写真を撮るという行為の再発明だよね」ということになった。そういう視点で考えると、新卒採用が上手くいかない企業が、新卒採用を「上手くいく」ようになるアプリケーションを考えると、新卒採用も再発明できるなという話は、まだ内緒で、夢の途中。