簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

良い仕組みは真似しよう。



企業の採用担当者の素晴らしいところは、勉強熱心だということ。ちょっとしたセミナーにもマメに足を運んで情報収集を怠らない。実際、そういう場で『頻繁に顔をあわせる採用担当者』も多い。ただ、残念なのは個人的に勉強しているだけで、業務に活かされることは多くなさそうだ。部分的に取り入れているのかもしれないが、勉強しているだけで変わっていないという例も少なくない。まあ、自社にとってなにが最適かということは、当事者だけにしかわからないので、何ともいえないところだけど。

連載が更新されたのでサブノート的なエントリー。今回は『他社が良い取り組みをしていたら、それを調べて真似をしたらいいですよ』という提案。極めて当たり前の提案で、担当編集者も「今回は撒き餌って話だったので、もっと煽り系かと思ってましたけど、まっとうな提案でしたね」と感想をくれた。そう、いい取り組みをしているところは、その取り組みをもはやコッソリとはできない時代。どんどんシェアされていくのだから、学んで真似をするのは容易い。サッサとトライしてしまうのがベストだ。

企業の先端採用事例は、わりとオープンになりやすい。採用担当者は『人材ビジネス企業など』が主催するセミナーなどでしゃべるし、そういう企業を運営している人たちが取材と称して話を聞きにくれば、サクサクオープンにしてしまう。ナレッジは共有され、サッサとパクられて(語弊ある言い方だけど)しまう。この動きは、仕組みとして素晴らしいなら、それが広がるということで、良しとしなければならないのだろう。オリジナルを考えた人は「恥ずかしくないのかな、彼ら」と思っているだろうけど。

とはいえ、多くの仕組みや取り組みが共有されているが、残る仕組みはわずか。そして、その残った仕組みにすら『仕組みとしての強度』はあまりない。適宜対応するしかないのだろうけど、時代の流れが速すぎる。そう考えると、1年先のことはまるでわからないだろうし、そのために2年以上前から人を採るという仕組みは、すでに仕組みとしての強度を失い始めて当然なのかもしれない。どうするべきか、という議論を重ねている時期は過ぎた、と個人的には考えている。次は歩を先に進める方法を提案したい。