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簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

採用を効率化するために。



連載が更新されたので、サブノート的なエントリーを。このコラムに書いたような話は、別に目新しくもなんでもなくて、ずっと以前より何度も繰り返されている。結果として、現場と採用の最前線とには大きな乖離があって、アセスメントや人材配置の適性に大きな問題を生み出してしまっている。人を募集して、アセスメントして、配置する。シンプルなプロセスにもかかわらず、上手くいっている企業はそれほど多くない。問題が見えないので、結果として「上手くいっているように見える」企業は多いけど。

人を募集する方法は、インターネットの進化により多様化してきたように見えるが、結局は以前とたいして変わらない気もする。ソーシャルネットワーク利用によるリクルーティングにしても、結果としては「人づて」という昔ながらの方法を、より効率的にした、もしくは「顕在化させた」ものに過ぎない。ネットで検索して、という方法だって、電柱のビラだったり職安の求人が、手元で探せるようになったというだけだ。効率化は進んでいるが、新しいという点においてはそれほど変化はないともいえる。

アセスメントにしてもそうで、結局、いつの時代もレジュメを提出させて、面接をしている。その精度は進化しているのかもしれないが、仕組み自体に大きな変化はない。新しい方法が提示されても良いような気がするが、手詰まりなのか、天才が真剣に考えていないからなのか、イノベーションは起きていない。すべてのプロセスの効率化は進んでいる。けれども、それ以上のものではない。日本の場合は、採用と現場に大きな乖離があるので、これ以上の進化は難しいかもしれない。

逆に考えると、採用と現場を極限まで近づけてしまって、人を募集する、アセスメントする、配置するというプロセスのすべてを効率化する方法論を、改めて考えてみると、日本の採用の仕組みも少しは効率よくなるかもしれない。まあ、そのためには「あなたにはどんな仕事をしてほしいです」と、キチンと明記する必要があるし、応募者は「その仕事ができる能力を保有しているという客観的事実」を示す必要があるのだが。ただ、そのほうがわかりやすいし、結果的に採用は効率的になる、と個人的には思っている。