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簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

就活のことトークします。


ということで、採用の未来というタイトルのついたイベントで少しだけ登壇して話す。まあ、なにかまとまった話ができるわけではないし、余計なことをいって嫌われないように(汗)しなければならないと考えている。しかし、採用の未来か。難しいテーマだ。新卒一括採用なんて、制度疲労を起こしまくっているので、そろそろ介錯をしなければと思っていたら、どっこいそうでもない、ということに気がついて、最近吃驚しているからだ。もう、そういう議論は止めにしなければならない、とも思っている。

なぜなら、新卒一括採用はもはやルール、それ以外のことをするのは面倒だと考える学生は少なくない。そして、違った道は、その気になればいくらでも歩けるのだ。逆に、違った道を「歩かない」という選択をする学生がいても、まったく不思議ではない。その学生たちを、さとりとかなんとか、もっとらしい表現を付ける節があるが、悟っているはずがない。しょうがないとあきらめることと、悟ることは当たり前だが違うことだ。そして、それを意図的に混同させて、新しいマーケットっぽいものをつくり出そうという魂胆は、残念ながら相当に気持ち悪い。

学生は与えられた条件の中で頑張るしかない。イマドキの若い人たちは、どうしても予定調和的な行動を取るとぼやく人も少なくないが、とんでもない。昔の人のほとんどが破天荒だったかといえば、まったくそうではなかったじゃないか。イマドキの若い人たちのほうが、よほど自由で面白い。素直な気持ちで、心底うらやましいと思っている。もう、企業の採用担当者たちにも「新卒一括採用は止めようよ」と働きかけることも、あきらめようと思っている。別にいいじゃん、新卒一括採用。卒業までに進路が決まってくれると、大学も助かるだろうし、学生にとっても、道は一つじゃないし。

USERS 顧客主義の終焉と企業の命運を左右する7つの戦略

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この本を読んでいて「うわ、同じことを考えている人が世の中にいたのか!」と笑ってしまった一冊。何年も前から、いろんなところで話していたことが、この中に書いてあって「受け売りと思われたら嫌だな」と思ったくらい。採用の未来では、ここに書かれていることを、きっと話すことになる。勘のいい人なら、この本を読めば「ああ、そういうことか、未来はこうなるな」と、間違いなく予想できるだろう。そして、予想できる人が企業の採用担当者でいて欲しい。でないと、採用の未来なんて永遠に暗い、だろう。