簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

役割を確認するのは大切。



連載が更新されたので、サブノート的なエントリーを。ここでは40代にフォーカスしているけれども、なにも40代に限らない。大切なのは『組織で働くならば、自分が求められている仕事について理解せよ、役割は確認せよ』ということだ。これが理解できていない、もしくはしていても手前勝手にいろいろと判断してしまう人が多すぎる。特に上意下達が浸透している組織だと、構成員それぞれが、この意識を持っていないと危険きわまりない。自分で判断せよ、という言葉は曖昧すぎる。

自律性の高い企業の多くは、企業の社会的役割がハッキリしている。ということは、儲けるための方法もわかりやすいということだ。そうなると、そこで働くひとたちもなにをすべきなのかが、自ずとわかるようになる。結果として、自分で『組織が自分に求めるもの』と自分の行動に合理性があるかないかを、シンプルに判断して行動できる。最初のボタン、つまり、企業の社会的役割や、どんなビジネスなのか、という部分が曖昧になってしまうと、すべてのボタンが上手くかけられない。

書いてしまえば当たり前のことなのだが、これができてない企業は少なくない。結果的に『なんとなくやり過ごしてきた組織』で育ってしまった人は、今さら役割を全うせよといわれても、役割を理解するにも骨が折れるし、理解したところで役割を果たすだけのスキルを持ち合わせていない、という悲劇が訪れる。それを回避するには、残念なことに自覚して、自分で埋め合わせるしかない。会社はなにもしてくれないし、そこにコストをかけるくらいなら、後進を育てたほうが速いと思っている。

ある人に「来期の売上目標は120%アップ」という計画が経営陣から降りてきて「どうやって達成したらいいですか?」と質問すると「どうやるかを考えるのは、お前の仕事だろう」といわれたという『笑い話』があるよ、という話をしたら「どこが笑い話なのですか?」と真顔で聞かれて戸惑ったことがある。40代にもなって、この話のおかしさがわからないのは、ちょっとマズいと自覚したほうがいい。まあ、笑い話という例えが、わかりにくかったのかもしれないけれど(素直に反省)。