簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

他人の責任にしてはダメ。



連載が更新されたのでサブノート的なエントリーを。この手の話を書くと、かならず出てくる反論のひとつに「甘やかしてどうする」とか「そこまで面倒は見切れない」というものがある。が、そういう感想を抱いた人は、もう一度本文を読んでみてほしい。私が書くコラムは一貫して『読み手の利益』しか考えていない。そう、今回の話にしても部下の声に耳を傾けて、キチンとフィードバックすることは、コラムの読者ターゲットである上司の利益になるからこそ、書いている。誤解しないでほしい。

仕事が上手くいかないとき、人は周囲の責任にしてしまうことが多い。周囲の能力不足を憂い、周囲の成長の遅さに憤る。配慮のなさを呪い、意思疎通の難しさに呆れる。しかし、愚痴をこぼしたり、どうしようもないと思ったとしても、手を打たないかぎり、損をするのは誰なのか、もっとキチンと考えたほうが良い。他人の手助けをすることによって、自分の利益が最大化するなら、もっとやるべきだ。結局、そういうことをしないで愚痴ってばかりいる人は、仕事をしていないのとほぼ同じ、ともいえる。

他人に期待する気持ちはわかる。が、多くの場合、期待は裏切られるし、思った通りにはならない。それはもう、経験でわかっているはずだ。しかし、毎回期待して、そして予想していた結果になり、愚痴をこぼして、ガッカリする。それこそ成長がない。改善もされていない。そういうことを繰り返すほうが、精神的に辛いと思ったりする。だからこそ、他人に期待しないというネガティブな表現ではなく、自分で責任を持つというポジティブな表現に直してでも、仕事は『自分勝手に』やったほうが良い。

他の人がわかってくれないとこぼしている人の多くは、結局『できない言い訳』を並べているということに気がついていない。そこが致命的だし、なによりもったいない。やりたくないならまだしも、やろう、と思っているなら、まあ、思い通りにならない他人などあてにしないことだ。そもそも周囲の成長に責任を持つ必要ないし、仮に組織からミッションとして背負わされていたとしても、そのためにできることなどそれほど多くない。ひとりで勝手に成長できる場を提供するのが、最善策だと思うしね。