簡素な生活。

サカタカツミのブログ。連載のサブノートが中心。すべての働く人たちに。役に立つ話も立たない話もあり。

あなたは何がしたいのか。



単純に考えると、企業は従業員に対し「やりたいようにやりたいことをやってもらう」わけにはいかない。当然だ。そんなことをしていたら組織の体をなさない。まあ、会社という言葉には「 同じ志をもって物事を行う集団。結社。仲間(マックの辞書より)」という意味もあるので、一概に切り捨てるわけにはいかないのだが、それには「社員」という言葉があるわけで(辞書を見れば被雇用者以外の意味もあることがわかる)。要は「何がしたいのか」と聞かれるシーンには、必ず裏があると思って間違いない。

ただ、この問題が根深いのは「従業員のモチベーションを維持することは、企業の利益につながる」という本質的な部分をまったく忘れてしまっているマネジメント担当者が少なくないという事実だ。企業の採用担当者たちの多くも「やりがい」や「自社を舞台にした成長」を声高に訴求しながら学生をハンティングしているうちに、どうやらミイラ取りがミイラになってしまうし、その中で採用され、育成され、配置された従業員たちは勘違いをしたままとなり、人を管理するようになる。この連鎖を断つのは難しい。